【ぶらぶら銭湯日和】7・江戸川湯：千葉県流山市

皆さま夜風が気持ちのいい休日の夜、如何お過ごしですか。

お待たせいたしました。昨日7月20日㈰の晩に伺った銭湯のレポート参ります！

今回は出張版です。ついに葛飾区外の銭湯へ赴くことになりました。区外どころか都内でもありません。千葉県です。東武野田線沿江戸川台駅近くの「江戸川湯」さんへ行ってまいりました。

いや～遂に千葉県にまでお風呂屋さんを求めるようになってきましたね。せっかく縁がありその土地へ行くのですからどうせならその土地の銭湯へ行きたいものです。今回江戸川台にまで行ったのもご縁あってのことですからこのチャンスを大事に致しませんと。

千葉県銭湯組合は東京より30円お安い430円で入浴できます。しかもサービスデーもあります。毎月決められた日は無料になったり200円ポッキリになったり色々と催しがあるので見逃せません。でも県内在住の方のみに有効なのかしら。銭湯は東京以上に数が減っているようですが現存してるお風呂屋さんは色々趣向を凝らしがんばっているのです。貴重な千葉県の銭湯、見つけたら即入っておかなければなりませんわ。

初めて電車で銭湯へ･･･。電車に揺られながらも持ってる荷物はタオルセットとお水です。いつ誰にスられても問題ありませんわ。知らない街の知らない銭湯に入るのもまた一興かな。ちょっとした小旅行のような好奇心とともに転地効果も相まっていつも以上に足取りが軽いです。

立派な煙突と積み上げられた薪の山。もしかして薪を焚いてお風呂を沸かしてるのでしょうか。伺いましたのは夜8時近くを回っておりましたので確認することはできませんでした。しかし入口からは東京以上にレトロ感が漂っております。

脱衣所も洗い場もコンパクトです。カランの数は今までで一番少ないかと思われます。蛇口から出るお湯もとてもぬるめです。日曜の夜ということもありお客さんもまばらでした。

カランから出てくるお湯がぬるめだと油断してはいけません。お風呂のお湯はちんちんです。熱湯風呂キタキタ(ﾟ∀ﾟ)　熱すぎて浸かることができません！お風呂は広々ジェットバスとそのまま脇には、またお出まし！電気風呂があります。そして壁を隔て深湯のバイブロバスです。

それからお風呂の脇にはミストサウナ、一旦脱衣所へ出て横には岩風呂の露天風呂が！中はじっこう薬湯と水風呂になっておりました。

まあ素晴らしいまでのラインナップです！

さすが千葉県、東京ではなかなかお目にかかれない完全露天風呂完備とは！やはり東京はその土地事情や人口密着度があるのでしょう。半露天はあっても開けっぴろにはできないようですね。

露天風呂には椅子が何脚も置いてあり裸のまま素肌に風を当てることができます。夏蜜柑の木が堂々と生えており茂った葉っぱが水風呂に落ちとても趣があります！その上じっこう薬湯のお湯がかなり最適な温度なのでじっくり時間をかけながら湯浴みが楽しめちゃいます。薬湯のほのかな匂いと色味が、もうここは温泉かと錯覚してしまうほどです。室内湯はちんちんに熱されていますが露天はぬるーくゆったり～しかも薬湯～と三拍子揃っております。

いやはやかなりテンションがあがってしまいました。まさかあのレトロな入口でこんなにお風呂が充実しているとは･･･！やはり銭湯は奥が深いですね。

露天風呂のぬるめの薬湯で体を温めてからようやく中のちんちん風呂をいただくことができました。あ～たまりません。お風呂の熱さに頭が真っ白になり嫌なことを考える余裕もございません。これがかなりストレス解消になっているのではないか、と自分では考えているのですがどうでしょう。これだから熱湯はたまらないのです。カ～ッと一っ風呂浴びればストレス解消になってしまうんですから。

電気風呂にもチャレンジしました。青砥の梅月湯さんに比べ軽めで初心者向けでした。ピリピリ来るのにも慣れてきました。お手軽に楽しめるのでおすすめです。でもこの電気風呂、コアなファンがいる一方結構警戒している方も多いようなので残念です。脱衣所で少しお話した方もこのお風呂屋さんの長年のファンという方でしたが、まだ一度も電気風呂だけは試したことがないそうです。水の中を電気が走っているというのは確かに危ない感じが致します。しかし実は刺激いっぱいとっても魅力的なお風呂なのですよ。ぜひチャレンジしていただきたいです。

サウナも少し楽しんでシャワーを浴びて今回は終了です。

入るまではレトロなお風呂を楽しむ銭湯だと思っておりました。しかしそこは温泉に負けず劣らずの実に魅惑的なお風呂屋さんなのでした。ご馳走様で～す。

あ、俳句忘れてた！

夏の夜　雨に濡れつつ　露天風呂　♨

途中から雨がぽそぽそ降ってきちゃって。もう雨に濡れてるんだかお風呂で濡れてるんだか。露天風呂最高でした。(　´∀｀)うふふ