Walk on the Wild Side

日常がちょっとした非日常になる。そんな麗しいものたちに焦点を当てたブログです。

                    

【ぶらぶら銭湯日和】11・清水湯:港区南青山

皆さんこんばんは!わたしにも遂に銭湯フレンドができました!

初めてお友達と連れ添って銭湯巡りをするからには、やっぱりまず有名なところから行きませんと。そう思いわざわざ青山にまで行ってまいりました。

青山にある銭湯とはどんなものなのかみなさんご興味がさぞ湧くことでしょう。

清水湯さんはその期待を裏切らないとてもエレガントなお風呂屋さんでした。

 

表通りから一歩路地へ入ると人通りも少なく結構静かな住宅街に清水湯さんはあります。

まず靴箱からジャズがかかっていて今までの銭湯とは少し違った雰囲気を醸し出しております。

フロントには若い女性が2名も待機しておりそこで売ってるアメニティの種類の多さにびっくりいたしました。

石鹸、タオルの実用品から女性好みのちょっとした小物まで幅広く扱っていました。

なにより面白いのはここの飲み物の多彩さです。

生ビールが飲めちゃってそれだけにとどまらずなんと各国の瓶ビールにまで及ぶ充実ぶりです。お酒が好きな方にはまさに天国!至れり尽せりですね。

脱衣所も綺麗で洗練された空間で音楽が流れています。

浴室は入口近くの棚に各自の荷物を置く仕組みになっており少しでもカランを多くの人に使ってもらえるような工夫がされています。さすが地元の方はもちろん、学生さん、ジョギング帰りの方、OLさん等多様な人が集まる銭湯ならではのアイデアでございます。

お風呂はシルクバス、炭酸バス、水風呂、大浴場は泡風呂になっており脇にジェットバスが3台設置されています。

お湯はどれもぬるめです。その中では特に大浴場のお湯が一番熱かったです。

シルクバスと炭酸バスは別室になっており椅子も置いてあってゆっくりお湯を楽しめます。

気になるシルクバスは細かい泡が酸素と乳化してまるでミルクのような状態になっているお風呂なんです。一切入浴剤が入っていないとのことでびっくりしました。とても肌触りがいい優しいお湯です。

銭湯と言うよりここはもはや健康ランドかしらと思うほどに充実したバス空間に随分楽しませていただきました。

しかもなにもかもが高級感にあふれており落ち着いて楽しむことができるんです。

ただ、シルク風呂の空間のガラス窓に高砂の栄湯さんでお馴染みの美人画小島功風)が座ったポーズでいらっしゃいました。こんなところでお会いできるとは思いませんでしたわ!あの窓だけは昔の当時のままに使用してるのでしょうか。あいかわらず妖艶な彼女に思わず惹きつけられながら、超ハイテクなシルク風呂をいただきました。なんだかすごく懐かしいような少し遠く離れたふるさとを慈しむような、むず痒い気分にひたってしまいましたわ。そんな郷愁ここではいらないのに、わたくしったら、くす。

土地柄、色々な方がこの銭湯を楽しんでいるので結構な混み具合でした。うちの近所ではあまり見られないような若者の姿もちらほら。

幅広い世代に楽しまれてる銭湯って素敵ですね。

銭湯の新しい希望を見いだせた一夜でございました。ご馳走様です!

 

銭湯で 飲むビールこそ 至福なり ♨

全国1億人のお酒好きの皆様を代弁して詠んでみました。

・・・わたくし下戸なんですけれどね(๑≧♉≦)♥