Walk on the Wild Side

日常がちょっとした非日常になる。そんな麗しいものたちに焦点を当てたブログです。

                    

【ぶらぶら銭湯日和】3・栄湯~再び~

みなさまこんばんは。

今日は暑くて蒸して夏らしいいい陽気でしたね。まさに銭湯日和という言葉がぴったりな一日でした。

というわけで今日も銭湯に入ってまいりました。まさかの栄湯さん2連ちゃんです。

やはり立地がいいのでついついふら~っと行っちゃいますね。これぞご近所さんの特権というものです。なんせ今日は台風一過のうだる様な暑さでしたから銭湯が恋ししかったこと山の如しですわ。

今回はいかに持ち物を最小限に抑えてひとっ風呂浴びてくるかということをテーマにお送り致します。

今日は外出したその帰りに寄るということ、お風呂を頂いたあとは近所のインド人と飲みに行くということがありかなり時間に制約があったのです。なのでなるべく荷物を少なくしなければなりませんでした。すでに手ぶらセットなる便利キットが銭湯には用意されております。ですから手ぶらで行ってもなんの不自由もございません。しかしあえて入浴費以外使わないでやっていこうと決心しております。もちろんジュースも石鹸も買いません。それがつまらないケチ心なのか謎の戒めなのかは自分でもよくわかりません。でもできるところまでがんばってみます。

というわけで、本日わたくしが持参したものはペットボトルのミネラルウォーターと細いタオル2本と靴下の以上3点です。どうでしょうかこの極限までのシンプルさは。まったくかさばらず普段のバッグにすべて収めることができます。単純ではありますが銭湯に於いては非常に重要な3点だという事がおわかりいただけますでしょうか。

まず銭湯ではかならずお水が必要です。中間休憩に脱衣所でくつろぎながらくぴくぴ飲むお水はとっても美味しくて感激いたします。身体のためにも長湯をする場合必ず水分は摂るようにしなければなりませんもんね。

続いて細いタオル2本です。これは浴室内への持ち込み分とバスタオル替わりの分とで2本必要になります。小さめのタオルでも2枚あればバスタオルのようなかさばるタオルはいりません。体は浴室内持ち込み用タオルでよく水分を拭き取ってしまうとすぐ着替えることができとっても楽チンです。

3点目の靴下ですがこれは別に今の時季必要ない方がほとんどでしょうか。わたしは冷え性で足元が冷たくなるのがこわくてついつい履いてしまいます。銭湯の脱衣所やロビーは冷房と扇風機がわりとがんがん効いてるのでいつも靴下に助けられています。

あ~これだけ持ってけばいつでもお風呂屋さんに行くことができるわ~なんにもいらないの大きい風呂に肩まで浸かれれば~と軽い荷物だと心まで軽やかになります。今日もまたお風呂屋さんで新たな発見がありましたわ。ありがたいですね。

栄湯さんは前回申し上げましたとおり、銭湯ですがわりかしぬるめの温度設定で長く湯船にいることができます。「うあ~」だの「はあ~」だのつい唸りながら入浴しているわたしは今年32歳になります。(´∀`*)ウフフ 

今までは水風呂に浸かったり冷水のシャワーを浴びたりするのは心臓への負担が気になり挑戦できずにいました。しかし今日はついにトライしてみたのです!

ぬるめのお湯に唸りながら肩までつかって数分。それから茹で上がった体を引きずりながら洗い場へ。ケロヨンに冷水をため準備OKです。

おそるおそるふくらはぎに冷水を浴びせてみると、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

す、すばらしーーー!!!!

火照った体に冷水の鋭さが今まで刺激されなかった神経を尖らせるような、ずっと眠っていた体の中を脈々と走る血管たちを瞬時に叩き起こすような・・・ちょっと経験したことのないような快感でした。その刺激が癖になります。

これはまた銭湯のよさに目覚めてしまったようです。あーあの刺激が欲しくてまたすぐお風呂屋さんへ行っちゃいそう。明日の夕方が待ちきれない!こんな気持ちを毎回保てるなんて素晴らしいことですね。本当にありがたいです。水の豊富な国に生まれて心底幸せな気分ですのよ。

それはそうと脱衣所でちょっと涼みに腰掛ける時、目の前に全身鏡があるのでばっちり自分の体をチェックできるんです。それはもうありのままが映し出されます。今日は自分自身があまりにも可愛くってうっとりしちゃいましたわ。太ましくってとっても健康的!そうしていつもうっとりしながら鏡の中の自分と対話するのです。

帰り道 吸い込まれるは 極楽湯 

とっても文学的ですね。

それではごきげんよう!