Walk on the Wild Side

日常がちょっとした非日常になる。そんな麗しいものたちに焦点を当てたブログです。

                    

【おいしくいただきます】1・老松の夏柑糖

みなさまこんばんは。

今日は老松の夏柑糖を頂いたのでレポートいたします!夏の午後にいただくのにぴったりな涼やかな上菓子でしたわ。

 

素敵な桐の箱にはみっしりと3つの夏蜜柑が入っていました。とても立派な生の夏蜜柑です。ヘタには深緑の葉っぱがついていて夏らしいです。淡いみかん色との濃淡がよく映え美しい色合いです。やはり自然の造形はそれだけで美しいものですね。うっとり。

身はとても立派で丸みを帯び、でこぼことした手触りと夏蜜柑のほのかな香りが郷愁を誘います。子供の頃垣根に植えられていた夏蜜柑の遠い記憶を懐かしく思い起こさせます。甘くほろ苦い香りがくるまれているビニールいっぱいにひろがっていました。いい香り~。

1つ1つが立派でずっしり重みがあります。ヘタがついている上部分は蓋になっており、身の中はぎっしり夏蜜柑の寒天が詰められています。みんなで皮ごと切り分けていただきます。

寒天をみると淡い黄色がとっても涼しげです。夏蜜柑の身と寒天と砂糖だけで作られているので甘味だけでなく苦味もしっかり味わうことができました。この夏蜜柑独特のほろ苦さが寒天によく合います。寒天はかたすぎずやわらかすぎずちょうどいい口当たりです。スプーンにすくう度ふるふるとふるえ、甘酸っぱくほろ苦い夏蜜柑そのもののお味を楽しめます。寒天ですのでとてもさっぱり頂けました。たいへん美味しかったです。ごちそうさまでした。

このお店京都の北野天満宮の近くにあるようですね。ついこないだ京都へいってたまたま北野天満宮をお詣りしたのでなにかご縁を感じます。今度また参拝することがあったらぜひお店に行ってみたいです。

きんぎょ注意報の作者が秀ちゃんのキャラ紹介のページで「北がつく名前は頭が良さそうなイメージ」って書いてたけど、それって絶対北野天満宮の影響だよね。菅原道真公を祀っているわけだし学問の神様だもんね。そんなわたしは北野小学校卒です。

なにかとご縁がある’北野’談話でございました。

それでは皆さまごきげんよう!